営農相談
営農相談コーナー回答編(7月度)
※中部営農センター・西部営農センターで営農相談された農家さんから一部を掲載しております。
【水稲編】
(質問)カドミウム対策って言うけど「カドミウム」って何ですか?(中部営農センター管内)
(回答)カドミウムとは土壌中などに存在する重金属です。自然環境中のカドミウムが農産物などに蓄積され、食品として食べると体内に蓄積されます(主に腎臓に)。お米への残留基準値は0.4ppm以下でなければいけません。
(質問)カドミウム対策で湛水管理と言いますが、具体的にどうすればよいのですか?(中部営農センター管内)
(回答)出穂前20日間と出穂後20日間の約40日間は水面から土壌表面が露出しない状態を維持して下さい。水がない圃場ではヒタヒタ水状態でも良いので土壌が乾かないようにして下さい。
(質問)湛水管理でカドミウムが防げますか?(中部営農センター管内)
(回答)土の中にありますカドミウムは、酸素の少ない状態では不溶化するため水稲の吸収が抑制されます。土壌中のカドミウム濃度が平均的な場合湛水管理でお米への残留を防ぐことができます。
(質問)セラコートを基肥でやってるが穂肥はいつやったらよいでしょうか?(中部営農センター管内)
(回答)基肥1回タイプの方は基本的にやらなくてもよいです。出穂20日前ぐらいに稲の葉色が4.0以下になった場合は営農センターにご相談下さい。
(質問)1回目の穂肥は出穂20日前とあるけどひとめぼれであればいつ頃ですか?(中部営農センター管内)
(回答)田植え時期やら地域によって違いますのでご自分の圃場の過去2〜3年の出穂日を参考に予想して下さい。ひとめぼれの方で6月5〜15日ぐらいに田植えしていれば大体出穂日は8月の盆ぐらいを目安として下さい。ヒノヒカリの方は6月15〜25日に田植えされておれば8月25〜31日ではないでしょうか。幼穂の大きさでおよその出穂前日数がわかりますので確認してみてください。
(質問)カメムシの防除をしておきたいがいつやったらよいでしょうか?(中部営農センター管内)
(回答)近年カメムシの発生が多くなっています。JAからも発生予報をお知らせしていますので確認して下さい。防除適期は穂揃期ですが発生が多い場合は7〜10日後に補完防除を行って下さい。また嵐スタークル粒剤(出穂5日前まで)を使用される方は散布時期は異なりますのでご相談下さい。
(質問)稲の葉が赤っぽくなっているんですが、何ですか?(中部営農センター管内)
(回答)実際見てみないと断定はできませんが、、、田んぼに入ったら土からブクブクと泡がでるようであればガスで稲の根が傷んでるのではと思います。中干しを早めに行って様子を見てください。
(質問)ジャンボタニシによい薬はないですか?(中部営農センター管内)
(回答)ジャンボタニシは田植えから約2週間の柔らかい時期に食害が発生しております。発生田では移植直後にスクミノン粒剤を散布して下さい。また発生田から他の水田へ入る時は田靴やトラクターの洗浄を十分行って下さい。
【野菜編】
(質問)にんじんが割れて中の芯が大きくなっているが病気ですか?(中部営農センター管内)
(回答)おそらく栽培の初期頃に土の乾燥や低温が影響しており、成長してから気温や土の中の養分が高いと急激に芯が成長し、その成長に追いつかない肉の部分が割れてしまっているのではと思います。収穫遅れでも割れてしまうことがありますので注意してください。
(質問)トマトが全体的にしおれてしまっているがどうしたらよいか?(中部営農センター管内)
(回答)青枯れ病に近いものではないでしょうか。茎を割って水につけたら白い濁液がでたら青枯れ病です。出ない場合は疫病などが考えられます。連作はせず3〜4年間はナス科作物を植えない方がよいでしょう。また土壌消毒もした方がよいかと思われます。
(質問)ナスにテントウムシダマシがいますがよい薬はないですか?(中部営農センター管内)
(回答)スミチオン乳剤があります。ナスにはテントウムシダマシとアブラムシに登録があります。希釈倍数が1000〜2000倍で収穫3日前までで5回まで使用できます。
(質問)かぼちゃにうどんこ病がでますがよい薬はないですか?(中部営農センター管内)
(回答)うどんこ病であればトリフミン水和剤があります。希釈倍数3000〜5000倍で収穫前日まで使用できます。トリフミン水和剤は予防効果も治療効果もあります。
(質問)畑に貝みたいなのが野菜を食べますが何でしょうか?(中部営農センター管内)
(回答)オオクビキレガイだと思います。スラゴという粒剤の薬があります。スラゴは有効成分の燐酸第二鉄の働きでオオクビキレガイやナメクジ、カタツムリの内臓器官に生理的変化を起こし、速やかに作物の食害を停止します。オオクビキレガイはナメキールという薬よりスラゴを使用された方がよいかと思います。
(質問)白ネギでさび病が今年特にひどいが、連作障害のように隣合った圃場なら発病が抑えられるのだろうか?(西部営農センター管内)
(回答)病気によっては、周りに菌が生きたまま残って次年度ネギを植えた時に戻ってきます。さび病は春と秋に発生し盛夏や厳冬時に一時的に終息します。羅病ネギ類から胞子が飛散して発病するので、発病圃場に放置せず丁寧に処分してください。収穫株の取り残しは伝染源となりやすいので圃場に放置せず丁寧に処分して下さい。
(質問)しそに使える農薬を教えてください。(西部営農センター管内)
(回答)しそは食べる部分によって別に登録がとってありますので、注意して下さい。例えば葉を食用とするおおばは「しそ」で登録があり、花穂を食用とするものは「しそ(花穂)」で登録があります。しそと花穂の両方に登録がある殺虫剤であれば、アドマイヤーフロアブル(劇物)があり、アブラムシ類に効きます。他にも色々ありますが、使用される場合は必ず登録がとれているか確認して下さい。
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